ときをしる 日本文化心得十二ヵ月

 

季節=時間の「目に見えないもの」と、それが反映された生活空間のなかの事柄、行事、室礼といった「目に見えるもの」とが織り成す「歳時記」を、日常のなかのカタチとして表現し、生活文化としての項目を知ることにより、日本文化への理解を深めていただく一助となることを目指したのが本書です。

各月ごとに「和名の起源」「暦」「二十四節気」「七十二候」「節供」「行事」を掲載し、「茶趣」「懐石」「菓子」「花」「文様」と、その月を理解し楽しむための事柄をキーワードで示しました。
また、著者が設えた室礼を、季節の移ろいを楽しむための参考となるよう三年がかりで撮影し、紹介しました。現代の空間でも季節を表現していただくヒントとなるよう「現代室礼」のページを設けました。
さらに、一年を通じて用いることのできる「ときしらず」の「掛軸」や着物の「帯」を紹介。日本文化の基本、茶の湯を知らずとも理解できるよう、全編にわたって洗練され、情趣あふれる写真を中心に構成し、日本的空間を訪れる折々に開いていただく座右の本を目指しました。ページをめくるだけでも充実したひとときが過ごせる一冊です。

 

著者:川邊りえこ

判型:A4変型判 上製

16,500円(税込)

総頁:272ページ

発行:2022年1月28


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