軟弱野菜の簡易ぬか漬 わが家のぬか漬

冬場は少々塩の薄い漬物も日持ちさせることができますし、少し古漬けになり乳酸発酵して酸味が出てもおいしいので、ぬかを使って漬けてみましょう。
わが家では、夫婦で2週間ほど楽しめるように、収穫した数種類の野菜を少量ずつ、小さな漬物容器にいっしょに漬け込みます。簡単にぬか漬けの味が楽しめるのでぜひ漬けてみてください。


材料

タカナ、コマツナ、ミブナ、コカブラ、ダイコンの葉などの野菜

・下漬け用
  7%の塩水(材料の野菜が浸かる程度の量を用意します)

・本漬け用
  ぬか  下漬けした野菜全体に薄くまぶせる程度の量
  塩  下漬けして軽くしぼった野菜とぬかの重さの1%
  昆布  好みによりますが、野菜の重さの1%ほどが適当
  赤トウガラシ  少量


つくり方


下付け
掃除した野菜をきれいに洗って、大きい株は2つか3つに割っておきます。
漬物容器や大きなボールなどに、野菜が浸かる程度の量の7%食塩水をつくり、よく混ぜて塩を溶かしておきます。野菜には軽い重石をするので、食塩水は量を加減してつくってださい。
2へ水切りした野菜を浸け込み、落とし蓋をして軽い重石をのせ2日間おきます。


本漬け
下漬けした野菜はザルに上げて水を切っておきます。
ぬかに分量の塩を混ぜ、昆布は小さく切り、赤トウガラシはタネを抜いて輪切りにしておきます。
漬物容器に塩の入ったぬかをひと振りし、水切りした野菜を並べ、またぬかを振り、昆布と赤トウガラシを散らします。これをくり返して野菜を全部漬け終えたら、全面にぬかと昆布と赤トウガラシを少し多めに振り、落とし蓋をして軽い重石をのせ、涼しい所に保管します。
■2日目頃から食べ始めます。だんだんと乳酸発酵して酸味が出てきますが、3週間ほどはおいしく食べることができます。
■少量になったら、漬物だけをポリ袋に入れて空気を抜いて口をしばり、冷蔵庫に保管すると、味も変わらず最後までいただけます。