「ゆかり」づくりに挑戦 | |
梅干しに入れた赤シソが残ったら、ザルに広げて干し、よく乾燥させてミキサーにかけて粉末にしてゆかりをつくっておくと、おにぎりやサラダに振りかけたりして香りと色が楽しめます。 |
梅干しに漬け込んだ赤シソは、塩分があるため乾きにくいので、天日である程度まで乾かした後、電子レンジを使ってカラカラになるまで乾燥させましょう。
生乾きの赤シソを皿に広げて、30秒ずつ電子レンジにかけます。一度電子レンジにかけたらシソを混ぜ、また電子レンジにかけるというようにしてまんべんなく乾燥させます。
できあがったゆかりはビンに入れて保存し、お菓子に入れたりご飯に振りかけたりして長期間利用できます。
■梅干しに入れた赤シソは「ゆかり」にするほか、ビンなどに入れておき、キュウリやナスやキャベツなどを刻んで塩もみしたものに混ぜると、即席のしば漬ができます。
きれいに洗って水気を切った赤シソの葉の目方を計り、その重さの10%の塩を加えてよくもみます。赤黒い汁が出るので、これをきつく絞って捨てます。
そこへ梅酢(梅干しを漬けてある液)を赤シソが浸かるまで入れて2〜3日置いてから、よく絞って広げ、乾燥させてゆかりにします。
■梅酢がないときは、一度塩を加えてもみ絞ってある赤シソに、もう一度元の目方の10%の塩を加えてよくもみ、そこへ食酢を赤シソが浸る程度に加えて2〜3日漬け込みます。これをきゅっと絞って、あとは同様の方法で「ゆかり」にします。
■残った漬け液をビンに入れて保存し、刻んだキュウリやナスなどの野菜と混ぜ合わせると、シソの香りと赤い色の付いた即席のおいしい漬物ができます。