モロヘイヤの栽培

モロヘイヤは中近東原産で、エジプトを中心にクレオパトラの時代から広く栽培されてきたといわれています。高温乾燥に強く、土壌も選ばないため比較的栽培が容易な野菜です。カルシウムならホウレンソウの約8倍、カロテンもニンジンの約1.5倍含まれています。

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5月上旬〜6月中旬にかけて、1ヵ所あたり5〜6粒のタネを株間40p間隔にまきます。

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元肥として12あたり油粕50g程度を与えますが、モロヘイヤは肥料を多く必要とし、肥料が切れると茎が赤く着色して品質が低下します。葉の色を見ながら12あたり50g程度の油かすを与え、肥料切れを起こさないように気を付けます。

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草丈が60p程度になれば、葉先から長さ25pで収穫します。側枝を収穫するときは、葉を2枚残して収穫します。7月中旬から9月下旬まで順次収穫できます。

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普通のナスの栽培に比べてとくに気をつけることは、その名前のとおり水分を多く必要とするので、6月以降は畝と畝の間に水を流す「畝間かん水」で、十分に水を与えることです。

【注意】モロヘイヤの若いサヤには有毒成分のアルカロイドが含まれているので、これらを食べないように気を付けてください。