エダマメの栽培

エダマメは未熟ダイズを利用したもので、早生の夏ダイズの品種が改良されてエダマメの品種として利用されています。最近ではこれまでのエダマメの品種に加えて、山形県の「だだちゃまめ」、新潟県の「茶まめ」、兵庫県の「黒まめ」などもエダマメとして利用され、食味のよさが喜ばれています。

栽培時期と品種

4〜5月にタネまきをする早い作型には早生品種を使い、6〜7月にタネまきをする作型には中晩生品種を使います。家庭菜園では5月頃にタネをまいて7〜8月に収穫する作型がつくりやすくお奨めです。
早生品種でタネまき後80〜90日、中晩生品種で90〜100日で収穫できます。

虫害防除

花が咲いた頃に1回殺虫剤を散布すれば、虫くいのサヤが大変少なくなります。

収 穫

花が咲いてから40日頃が収穫適期です。サヤの色が鮮明で豆粒が肥大し、指でつまむと豆が飛び出す頃です。なお、収穫の適期の幅は3〜7日と大変短く、この時期を逃がすと色が悪くなり品質も大きく低下するので、タネをまくときに1回の必要量をよく考え、数回に分けてまくようにします。
収穫したてのおいしさは格別で、家庭菜園でこそそのおいしさが楽しめるうれしい作物の一つです。