カキのお手入れ
6月
生理落果と防虫

 カキは、6月に小さな実をたくさん落としますが、これは生理落果です。

 7月以降に落ちるのはカキノヘタムシガ(カキミガ)の被害です。カキノヘタムシガの幼虫は、ヘタの部分から実に食い入り、被害を受けた実はヘタを残して落果してしまいます。対策としては、6月上〜中旬に1回、7月下旬〜8月中旬にもう1回、殺虫剤を散布します。

 

7月
摘果が大切

 カキノヘタムシガの防除のために、6月につづいて、7月下旬〜8月中旬にもう一度殺虫剤を散布しておきます。

 またこの時期、実が枝の先端に4個以上付いているので、20枚の葉に対して1果(一枝に1〜2果)を残す程度に摘果します。
 カキの実は上向き、横向き、下向きなど色々な方向に付いていますので、下向きでしかもヘタの大きな実を残すようにしてください。

 

10月
簡単な渋抜きの方法

 渋抜きの方法はいろいろありますが、家庭ではアルコール度数35度の焼酎による方法が一番簡単です。カキ15sに対して焼酎150tを使います。

 まず、厚手のビニール袋(45リットル用)の中に、焼酎を染みこませたスポンジを敷き、その上にヘタの部分を焼酎でぬらしたカキを並べます。
 ひと並べしたら、焼酎を染みこませたスポンジを乗せ、また、ヘタを焼酎でぬらしたカキを並べ、これを数段繰り返したら密閉します。

 脱渋期間は気温20℃で5〜6日です。ヘタが茶色に変わったら、渋抜きの完了です。

 

12月
整枝・剪定と施肥

 整枝・剪定をします。カキの花芽は、充実した1年生の枝の先端から3〜4芽までにできるので、枝先を全部剪定してしまうと花芽を落としてしまいます。

 先端まで丸みを帯びた枝は残し、先端が急に細くなっている枝を剪定します。また、日陰をつくっている枝も取り除き、全体に光線がよく当たるように心がけて剪定します。

 カキの枝は裂けやすいので絶対に木に登らず、脚立を使って整枝・剪定作業を行いましょう。

 12月〜1月が肥料を与える時期です。この時期に肥料を与えておけば、あとは肥料を与える必要はありません。成木1本あたり、有機配合肥料10s程度を目安にします。

 

 
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