キャベツのタネの寿命は短いので、毎年新しいタネを購入します。
発芽適温は15〜20℃です。キャベツの根は再生力が強く乾燥にも耐えるので、苗を育て本葉4〜6枚の頃に畑に定植する方法をとります。
畑の片隅に畝幅1〜1.2mの苗床をつくり、畝と並行に10cm間隔にすじを切り、そのすじに1cm間隔でタネをまきうすく覆土します。タネまき後は、カンレイシャ(寒冷紗)を直接かぶせ地温の上昇と乾燥、そして雨に叩かれるのを防ぎます。
発芽後はカンレイシャを取り除き、混み合った苗を間引きし、本葉4〜6枚(タネまき後30〜40日)になれば、畑に株間40〜45cmくらいで浅植えにします。
植え付け時期は、品種にもよりますが8月下旬〜9月上旬です。植え付け時の要領はハクサイに準じます。
なお、苗の植え付け1週間前に、スコップなどで苗の根を少し切ると、細根が出て活着しやすい苗になるので試してみてください。
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