小面積でタマネギを栽培する場合は、種苗店で苗を購入し10月下旬以降に植え付けますが、栽培本数の多い場合は9月にタネをまいて育苗します。
タネの寿命は1年なので毎年新しいタネを購入します。
タネまきの時期は極早生種で9月8日〜10日、早生種は9月15日〜20日、中生種は9月15日〜30日、晩生種は9月23日〜10月15日です。品種にあわせてタネまきの時期を決めます。
タネをまく2週間前に、苗床1m2当たり苦土石灰50gを与えてよく耕し、1週間前に元肥として化成肥料を1m2当たり80g与えます。
タネは厚まきにならないように気をつけてばらまきにし、タネが隠れる程度に覆土してクワで軽く押さえます。その後、ワラやモミガラで土が隠れる程度に覆ってからかん水します。タネまき後7〜10日で発芽しますが、発芽直後の苗は乾燥に弱いため、10月中旬頃までの晴天の日には、夕方にかん水するようにします。
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