シュンギクのお手入れ
8月
収穫の方法により品種を選ぶ

 8月下旬から10日間隔で少しずつタネをまいていきましょう。タネをまいてから約60日で収穫できます。
 シュンギクのタネは発芽率60%と発芽しにくいので、少し多めにまきます。また好光性なので、まいた後の覆土はタネが見え隠れする程度にします。

 シュンギクの品種には、株ごと引き抜いて収穫する関西型と、本葉5〜6枚のころに先端をピンチし、出てきた茎15cmくらいを順々に摘み取る関東型があります。
 関西型の場合は「株張り型の品種」を、関東型の場合は「株立ち型の品種」を選びます。プランターなどで栽培する場合は株立ち型の品種を使い、順次茎を摘み取るほうが長く楽しめます。

 

photo by 青木繁伸

12月
寒冷紗で被覆して保温

 強い寒風にあたると葉先が黒くなるので、寒冷紗(かんれいしゃ)などで被覆して保温します。

 8月のお手入れのところでも書きましたが、株ごと引き抜いて収穫する方法と本葉5〜6枚を残して摘み取る方法があります。株を残して摘み取るほうが、わき芽が生長して順次収穫することができるので家庭菜園向きです。家庭菜園ではあまり難しく考えないで、たとえ株張り型の品種であっても摘み取って収穫しましょう。



3月
覆土はタネが見え隠れする程度

 3月中旬からタネをまくことができます。シュンギクはタネの発芽率が非常に低いので少し多めにまき、また日光に当たらないと発芽しにくい(好光性)ので、タネが見え隠れする程度に薄く覆土します。

 タネまき後は、乾燥と雨にたたかれるのを避けるため、寒冷紗(かんれいしゃ)などで畝の表面を覆ってやると効果的です。
 発芽したら直ちに取り除いてやりましょう。



 
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