ニンジンのタネの寿命は1年と短いため、毎年新しいタネを購入します。8月中旬にタネをまけば、11月下旬〜12月に収穫することができます。
排水のよい砂質土から砂壌土を好むので、できるだけ耕土が深くて軽い土のところを選び、可能な限り高い畝をつくります。畝幅は90cm程度で2条の溝を切り、その溝にタネをすじまきにします。ニンジンのタネはとくに光を好むので覆土はせず、クワの背で軽く押さえるくらいにします。
ニンジンのタネは硬く、水分を吸う力がダイコンのタネの6分の1しかないといわれています。真夏にタネをまいたときなど、しっかり水をやったつもりでもうまく水が吸えず、発芽しない場合がありますので、発芽までの5〜7日はこまめに水をかけ、発芽した後も初期の生育を促すために毎日水かけをしてやりましょう。
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