イチゴほど苗の良し悪しがその後の生育に影響する野菜はありません。
10月中〜下旬に苗の芯(芽)の部分が太く、本葉5〜6枚の充実した苗を、幅広の1.2mの畝に、間隔(株間)20pで2条に植え付けます。
このとき、ランナーの出ているほうを畝の中央に向けて植えると、翌春、果実は通路側につくようになります。植え付けの深さは、芽(クラウン)が土中に埋まらないように浅植えにします。
苗は乾燥に弱いので、植え付けたときにたっぷりかん水し、その後も土が乾きすぎないように注意します。
なお、イチゴはたいへん根痛みしやすいので、肥料が直接根にあたらないように、元肥は畝全面に混ぜないで畝の真ん中に筋を切って入れ、土を埋めもどします。元肥として油かすを畑10m2当たり2s与えます。
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