エダマメのお手入れ
5月
タネまきは5月上旬から

 4〜5月にタネまきする場合には早生(わせ)品種を使い、6〜7月にタネまきする場合には中生(なかて)か晩生(おくて)品種を使いますが、家庭菜園では作りやすい時期を選び、5月上旬にタネをまいて7〜8月に収穫するとよいでしょう。

 20〜25cm間隔に2〜3粒のタネをまき、2cmくらいの土をかぶせます。鳥害が心配なところでは、タネをまいたらカンレイシャ(寒冷紗)で覆い、本葉が出始めるとすぐに取り除きます。早生種ではタネまき後80〜90日、中生種で90〜100日で収穫できます。


6月
花が咲いたら防除を

 エダマメを無農薬で栽培すると、虫食いのサヤが多くなります。花が咲いたころに1回だけ、殺虫剤を散布すれば虫食いがずいぶん少なくなります。

 今人気の丹波黒大豆は、晩生(おくて)大豆の品種なので、エダマメとして利用する場合は、6月中旬にタネをまき、本葉4〜5枚のころに枝の柔らかい先端を摘心して育てます。


7月
収穫は地際のサヤが少し未熟なころから

 サヤの色が鮮やかな緑で、豆粒がふくれ、指でつまむと豆が飛び出すようになると収穫適期です。

 収穫適期の幅は3〜7日間と大変短く、適期を逃がすと色が悪くなり品質も大きく低下するので、地際のサヤが少し未熟なころから収穫し始め、1週間ほどで収穫を終えるようにします。

 エダマメは鮮度が味に大きく影響する作物です。収穫して2日もすると極端に味が落ちてしまうので、余分に収穫したエダマメはすぐに塩ゆでし、一食分ずつポリ袋に入れて冷凍保存しておきます。こうしておけばいつでも収穫したての味が楽しめ、ビールのおつまみとして最高です。


 
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