年に2回のマツの手入れ。そろそろ「古葉とり(もみあげ)」の時期です。
「古葉とり」をするときには、まず、枯れ枝やからみ枝、込みすぎた枝、伸びすぎた枝を間引き、枝ぶりを整理します。
その後で、古くなった葉を指先でていねいに取っていきます。枝の先端部分を大きく伸ばしたい場合は先端の葉だけを残し、後の葉はすべて取ります。
長く伸びすぎた枝の途中から新しい枝を出したい場合は、その枝の先端と中間の葉を残し、その間にある葉と枝の付けねにある葉は取ります。いずれの場合も、1枝に10〜15本を目安に葉を残します。
「古葉とり」は1本のマツで2〜3日かかる作業です。秋の日差しをたっぷり浴びながら、あわてず、のんびりとやりましょう。
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