春植え球根の植え付け適期は4月からです。アマリリスは5〜6号鉢に1球、球根の3分の1が土の表面にでるくらいの浅植えにします。ダリアの球根は茎の一部(クラウン)がついていないと芽が出ないので、購入時に気をつけましょう。植え付けたあと、深さ6cm程度の土をかぶせます。 球根を植え付ける深さは種類によって異なりますが、おおむね球根の高さの1〜2倍程度を目安にします。 なお、グラジオラスの球根は植え付け時期をずらして何回かに分けて植えると、開花の時期も少しずつずれて花を長く楽しむことが出来ます。
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ダリアはメキシコの涼しいところが原産地なので、7月中旬〜8月下旬までは夏バテして、葉が黄ばんで花が咲かなくなります。地際から30〜40cmくらいを残して剪定してやると、秋に再び花を咲かせてくれます。 ダリアの茎は中が空洞になっているので、必ず節の上で切るようにしてください。
ダリアやカンナは、11月中旬になって霜にあうと急に茎や葉が枯れてしまいます。晴天の日に、地上部を短く切りつめ球根を堀り上げます。 2〜3日陰干ししてよく乾燥させた後、モミ殻やバーミキュライトやパーライトを入れたダンボールの中に埋めて、春まで貯蔵します。 なお、土中にそのままおく場合(据え置き)は、切りワラやモミ殻を10pくらいの厚さにかぶせ、その上にさらに10pくらい土をのせて春まで保温します。