シソジュース

赤シソは少し若いものを梅干しやしば漬に使うと、本当に美しい赤色が出ます。7月も中旬を過ぎて葉がかたく、色も悪くなってしまった赤シソは、葉をたっぷり使ってジュースにしてみましょう。



材料

赤シソの葉  300g
水  2リットル
酢  50t
砂糖 1.5s
レモン汁  100t


つくり方

赤シソは根っこから切り取って、枝付きのままきれいに洗い、2本ずつ輪ゴムなどでくくって物干し竿にぶら下げ、水気を切ります。
水気が切れたら葉をむしって重さを計ります。葉が少し固くなるほど育っているようなら350〜400g使うときれいな赤色のジュースが取れるでしょう。
大きめのナベに水と酢を入れて沸騰させ、その中に葉を全部入れます。葉の赤色が抜けて青黒くなったら、葉を全部引き上げます。
ナベの赤い液に砂糖を加え、弱火で10分ほど煮ます。途中アクが出てきたら、ていねいにすくい取ります。
5 火を止めて、消毒しておいたビンに入れてフタをします。
■ビンの消毒/大きななべにたっぷり水を入れ、ビンを入れてから火にかけ、沸騰してから30分間煮て消毒します。

■青シソの葉を使って、青シソジュースも同じようにつくります。色は淡い緑色で、赤シソジュースよりさっぱりした味に仕上がります。ぜひ、試してみてください。


いただき方

夏は冷水で、冬はお湯でうすめていただきます。また、シロップとしてヨーグルトやアイスクリームにかけてもおいしいでしょう。
ゼラチンや寒天を使って、冷たいお菓子もつくってみてください。

しば漬にするなら

7〜8月の夏野菜の最盛期にしば漬をつくりたいときには、固くなった赤シソの葉を早めに摘み取っておくと、脇芽が出て若い葉が出るのでこれを使うときれいに発色します。

健康によいシソを楽しむ

シソは貧血、利尿によいといわれていますし、せき止め、健胃にも効果があるとされています。畑で育ったシソは無駄にせず、上手に使い切りましょう。